特別養護老人ホームの待機期間中にすべきこと
川原イチトクです。認知症の父親が特別養護老人ホームに入所して最初の春を迎えました。
新型コロナが落ち着いて面会も通常モードになりました。入所の待機期間中にしたことを振り替えます。
ひたすらデイケアとショートステイを利用
ケアマネージャーさんの「こういうことはプロに任せましょう」という掛け声のもと、デイケアとショートステイを組み合わせて、父と同居していた母の負担を少しでも軽減する作戦をとりました。
それでもストレスは相当なものだったと思います。コストはかかってもサービス利用を優先したことは正解だったと思います。
施設の情報、平均待期期間を調べる
google mapで実家のある市町村内の施設を調べました。「意外と多い」というのが正直な感想でした。
さらに、市のホームページでは平均待機時間を掲載していました。1年半とありました。「う、長い。しかしデイケアとショートステイで耐えれば」と考えました。
待機の目途を知ることができたのが大きかった
複数の施設を見学しました。さらに担当者からおおよその待機時間、入所順を伺いました。
幸いにして、近所の施設の入所順を伺い、数ヶ月先に空きができそうとのこと。
入所の目途が立ち、母も安心したようです。
全体的な調査はインターネット、細かい調査は電話と対面
メディアで「数年待ち」と書いてある待期期間も、地域・自治体で異なります。
当時は、1年半と知って覚悟も定まり、母も私もメンタル的に落ち着きました。
インターネットで確実な情報源にあたる、さらに臆することなく問い合わせる、
「いつまで続くかわからない」という点が介護でもっともストレス・不安が増大します。
初動では「知る」という行動が大事だったなぁ、と実感しています。