介護負担額認定制度とは
川原イチトクです。母親から介護負担額認定の更新をしないといけない、と連絡がありました。
父親が軽度の認知症でショートステイを利用しています。施設利用時に費用を心配して母ですが、介護負担認定制度の利用で費用を抑えることができました。
介護負担認定制度は、所得の低い方がショートステイを利用する際や以下の施設へ入所・入院する際の食費・居住費を軽減する制度です。
※グループホーム、有料老人ホーム等は対象外
預貯金や保険などの整理も一緒にしておこう
母からは「預金通帳やら財布の中身まで見せたわよ!」と認定時の様子を語っていました。まぁまぁ、費用を抑制するためにはしかたがないでしょう、、
事前に不要な口座は解約したり、入りすぎていた保険を整理していたり、といったことを行っていたので申請も速やかに終わりました。
毎年更新申請が必要
現状確認のため毎年更新手続きが必要です。認定するための条件も各自治体で異なるため、更新時に負担限度額が変わることも。おおよそ7月が更新時期の自治体が多いと思います。大抵は地域包括ケアセンターの担当者かケアマネージャーさんから教えてもらうケースが多いのですが、自身でも認識しておくべきでしょう。
自分の親を気にかけよう!
自分の親はまだまだ健康、と考えても施設利用のタイミングは急に訪れるものです。認定手続きに付き添うのであれば仕事も休まないといけませんし。不要な口座・保険は整理する、預貯金も親と話し合うことが重要です。私もこの手続きで親の財政状態をようやく知りました。なかなか教えてくれませんからねー。いざというときに必要だよ、と話の契機になれば親の老後・相続問題の事前整理にもつながります。ぜひ親御さんの住んでいる自治体の介護保険制度を調べてみてください。