愛車を廃車手続きするときに必要なこと
川原イチトクです。永らく乗っていた愛車を手放すことにしました。修理を重ねながら乗っておりました。周囲から「いつ買い替えるのか?」と聞かれながらも
自走不可になり、代替パーツも含めて高額になると判断して廃車手続きをとることにしました。
残価ローンを終えた後に所有権解除手続きをサボったために時間がかかりました。気を付けなければ、と今回の経緯を記述します。
まず、廃車業者に連絡した
ネットで調べると廃車業者とのトラブルって多いのですね。。ご近所を安易に検索するのはやめよう、と考えました。
私は、前職の仕事で見知っていた大阪の大手廃車手続き業者に依頼しました。「これまで、法人取引に注力していたが、最近は個人向けコールセンターも開設して注力している」とのこと。値段交渉を粘り強く重ねて合意に至りました。
車検証の所有者が違うというトラップ
書類をネットにアップ→引取り日付を確定で完了と意外と簡単な手続きでした。しかしながら、車検証を送ったところ「所有者が購入元の自動車販売会社になっていますね」との連絡が。「ん、何のこと?」と車検証を確認すると「〇〇〇自動車販売株式会社」という文字が。そういえば、3年残価ローンを組んだことをようやく思い出しました。
3年経って残価を一括払いして入手したのですが、車検証には何も手を付けていなかった。
購入が昔すぎて自動車販売会社が存在していなかった!
車を売却するには、「〇〇〇自動車販売株式会社」から所有権解除用の書類(譲渡証明書、委任状、印鑑証明書)を入手する必要があるとのこと。大昔に購入したディーラーをネットで検索すると出てこない、さらに「〇〇〇自動車販売」も出てこない…。非常に焦りました。
あれこれ調べて「△△△自動車販売」になっていることが判明。早速電話しました。
「お客様の名前やお車を検索しても情報が出てきませんね~」(うわー!)
「ちょっと時間がかかると思いますが、大丈夫ですよ。車検証とお客様の委任状と実印と印鑑証明書を持ってきてください。」(やれやれ…)
「ちなみに、完済証明書は手元にありますか?ファイナンス会社への照会に必要なので」(な、何?)
完済証明書を発見! 何でも取っておくものだ…
10年以上前のローン完済証明書なんか持っているのか? 家中を探してみたらありました!
いやぁ、借金関連の書類は捨てるな、と親に言われたことが役立ちました。
何とか1週間で書類を入手して、無事車を売却することができました。
「不動産を相続したら、きちんと登記しましょう」とか説明していた自分が恥ずかしいです。
詰めの甘さを実感した出来事でした。